中学理科 地学重要用語

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大地の成り立ちと変化

火山活動

Q. 地下にあるマグマが地表に噴出してできた山を【 ? 】という。

A. 火山かざん

Q. 【 ? 】は地球内部で岩石がとけて液体状となった高温の物質である。

A. マグマ

Q. 一般的にマグマのねばりけが高いほど、火山の傾斜は【 ? 】なる。

A. 急にきゅうに

マグマのねばりけの高い順に、溶岩ドーム、成層火山、盾状火山と並ぶ。

Q. マグマのねばりけはマグマに含まれる【 ? 】の割合によって決まる。

A. 二酸化ケイ素にさんかけいそ (SiO2)

二酸化ケイ素の割合が大きいとねばりけが大きく、割合が小さいとねばりけも小さくなる。

Q. マグマや火山灰などが地表に噴出する現象を【 ? 】という。

A. 噴火ふんか

Q. 火山の噴火によって噴出したものを【 ? 】という。

A. 火山噴出物かざんふんしゅつぶつ

火山噴出物には溶岩・火山ガス・火山砕屑物かざんさいせつぶつがある。

Q. 【 ? 】は火山砕屑物かざんさいせつぶつの1つで、直径2mm以下の粒をいう。

A. 火山灰かざんばい

Q. マグマが地表に流れ出したものや、それが冷えて固まったものを【 ? 】という。

A. 溶岩ようがん

Q. 【 ? 】は、溶岩が冷えて固まるときに、火山ガスが噴き出して小さな穴がたくさんあいた岩石である。

A. 軽石かるいし

火成岩

Q. マグマが冷えて固まってできた岩石を【 ? 】という。

A. 火成岩かせいがん

火成岩には火山岩と深成岩がある。

Q. マグマが地表または地表近くで急激に冷えて固まってできた火成岩を【 ? 】という。

A. 火山岩かざんがん

Q. マグマが地下の深いところでゆっくりと冷えて固まってできた火成岩を【 ? 】という。

A. 深成岩しんせいがん

Q. 【 ? 】は火山岩に特有の組織で、石基(細かい粒)の中に斑晶(鉱物の大きな結晶)が散らばっている。

A. 斑状組織はんじょうそしき

マグマが急冷されて固まることによりできる。

Q. 【 ? 】は斑状組織にみられる組織の一部で、細かい鉱物の結晶やガラス質でできている。

A. 石基せっき

Q. 【 ? 】は斑状組織にみられる組織の一部で、石基と比べて鉱物の結晶が大きいものをいう。

A. 斑晶はんしょう

Q. 【 ? 】は深成岩に特有の組織で、すべての鉱物の結晶が大きく成長している。

A. 等粒状組織とうりゅうじょうそしき

マグマがゆっくりと冷えて固まることでできる。

Q. 天然に存在する結晶を【 ? 】という。

A. 鉱物こうぶつ

Q. 【 ? 】は無色または白色の鉱物で、不規則な形をしている。六角柱状で透明な結晶は水晶という。

A. 石英せきえい

無色鉱物の1つ。

Q. 【 ? 】はほぼ白色またはうすい桃色をしている鉱物で、柱状または短冊状の形をしている。ほとんどの火成岩に含まれている。

A. 長石ちょうせき

無色鉱物の1つ。

Q. 【 ? 】は緑黒色をしている鉱物で、長い柱状や針状をしている。

A. 角閃石かくせんせき

有色鉱物の1つ。

Q. 【 ? 】は暗緑色または暗褐色をしている鉱物で、短い柱状をしている。

A. 輝石きせき

有色鉱物の1つ。

Q. 無色または白色をしている鉱物を【 ? 】という。

A. 無色鉱物むしょくこうぶつ

Q. 黒っぽい暗い感じの色をした鉱物を【 ? 】という。

A. 有色鉱物ゆうしょくこうぶつ

地震

Q. 地球内部の変動によって大地がゆれ動く現象を【 ? 】という。

A. 地震じしん

Q. 地震が発生した地球内部の場所を【 ? 】という。

A. 震源しんげん

Q. 震源の真上にある地表の地点を【 ? 】という。

A. 震央しんおう

震源の深さは震源と震央の距離。

Q. 地震のはじめの小さなゆれを【 ? 】という。

A. 初期微動しょきびどう

Q. 初期微動のあとに続いて来る大きなゆれを【 ? 】という。

A. 主要動しゅようどう

Q. 【 ? 】は初期微動を引き起こす地震波である。

A. P波ぴーは

P波のPは、Primary(最初の)の頭文字。速さはS波と比べて速い。P波は縦波。

Q. 【 ? 】は主要動を引き起こす地震波である。

A. S波えすは

S波のSは、Secondary(次の)の頭文字。速さはP波と比べて遅い。S波は横波。

Q. P波が到着してからS波が到着するまでの、初期微動が続く時間を【 ? 】という。

A. 初期微動継続時間しょきびどうけいぞくじかん (P-S時間)

P-S時間ともいう。震源からの距離が大きくなるほど、初期微動継続時間は長くなる。

Q. 【 ? 】は地震のゆれを記録する装置である。

A. 地震計じしんけい

Q. 地震を観測した地点でのゆれの程度は【 ? 】で表される。

A. 震度しんど

震度は10段階の震度階級であらわす。(0, 1, 2, 3, 4, 5弱, 5強, 6弱, 6強, 7)

Q. 地震そのものの規模は【 ? 】で表される。

A. マグニチュード

記号Mで表す。

Q. 地震によって海底で隆起・沈降が起こると、【 ? 】が発生することがある。

A. 津波つなみ

地球内部の動き

Q. 地球の表面をおおっている、厚さ100km程の岩盤を【 ? 】という。

A. プレート

地殻とマントルの最上部を合わせたもの。

Q. プレートのうち、上が大陸であるものを【 ? 】という。

A. 大陸プレートたいりくぷれーと

Q. プレートのうち、上が海の底であるものを【 ? 】という。

A. 海洋プレートかいようぷれーと

Q. 地層にできた割れ目の面に沿って、両側に生じているくいちがいを【 ? 】という。

A. 断層だんそう

Q. 海底で細長く深いみぞになっている場所のことを【 ? 】という。

A. 海溝かいこう

海洋プレートがしずみこむ境界であると考えられている。

地層の重なりと過去の様子

Q. 土砂・火山灰などが層状に堆積したものを【 ? 】という。

A. 地層ちそう

Q. 水・風などにより岩石・地層が削られることを【 ? 】という。

A. 浸食しんしょく

Q. 浸食された土砂は川の流れなどによって【 ? 】される。

A. 運搬うんぱん

Q. 川の流れによって運搬された土砂は、流れが遅くなるところでは【 ? 】する。

A. 堆積たいせき

Q. 地層・岩石が地表にあらわれている場所を【 ? 】という。

A. 露頭ろとう

Q. 地層を構成する岩石・土砂の調査などのために、地中に円筒状の穴をあけることを【 ? 】という。

A. ボーリング

Q. 地層の重なり方を柱状にあらわした断面図を【 ? 】という。

A. 柱状図ちゅうじょうず

Q. 海面に対して土地の高さが上昇することを【 ? 】という。

A. 隆起りゅうき

Q. 海面に対して土地の高さが下降することを【 ? 】という。

A. 沈降ちんこう

Q. 地層が圧縮、変形され、波形に曲がった状態を【 ? 】という。

A. しゅう曲しゅうきょく (褶曲)

Q. 土砂・火山灰・動物の遺がいなどが堆積し固まってできた岩石を【 ? 】という。

A. 堆積岩たいせきがん

Q. 直径2mm以上の岩石の破片が粘土・砂などによって固まった堆積岩を【 ? 】という。

A. れき岩れきがん (礫岩)

Q. 直径が1/16~2mmの砂粒からできた堆積岩を【 ? 】という。

A. 砂岩さがん

Q. 直径が1/16mm以下の粒(泥)からできた堆積岩を【 ? 】という。

A. 泥岩でいがん

Q. 【 ? 】は放散虫ほうさんちゅうなどの生物の遺がいが主に海底に堆積してできた堆積岩である。

A. チャート

主成分は二酸化ケイ素(SiO2)。

Q. 【 ? 】はサンゴ・貝殻・フズリナの殻などが堆積して押し固められてできた堆積岩で、炭酸カルシウムを主成分とする。

A. 石灰岩せっかいがん

Q. 火山灰などが堆積して押し固められてできた堆積岩を【 ? 】という。

A. 凝灰岩ぎょうかいがん

Q. 地層中に残された生物の遺がい・痕跡こんせきを【 ? 】という。

A. 化石かせき

Q. 地層が堆積した時代を特定することができる化石を【 ? 】という。

A. 示準化石しじゅんかせき

Q. 地層が堆積した環境を特定することができる化石を【 ? 】という。

A. 示相化石しそうかせき

Q. 【 ? 】は約5億4200万年前から約2億5100万年前までの時代で、三葉虫の存在、最初のセキツイ動物である魚類の出現、シダ植物の繁栄などが特徴である。

A. 古生代こせいだい

Q. 【 ? 】は約2億5100万年前から約6600万年前までの時代で、アンモナイトの存在や恐竜の繁栄などが特徴である。

A. 中生代ちゅうせいだい

Q. 【 ? 】は約6600万年前から現在までの時代で、ホニュウ類の繁栄などが特徴である。

A. 新生代しんせいだい

気象とその変化

気象観測

Q. 大気の状態や大気中で起こる自然現象を【 ? 】という。

A. 気象きしょう

Q. 気象要素を観測することを【 ? 】という。

A. 気象観測きしょうかんそく

Q. ある地点・時刻での気象状態を【 ? 】という。

A. 天気てんき

Q. 地上1.25~2.0mの大気の温度を【 ? 】という。

A. 気温きおん

Q. 空気がふくむ水蒸気の割合を【 ? 】という。

A. 湿度しつど (相対湿度)

湿度(%) = 空気1m3中の水蒸気量(g/m3) ÷ その気温での飽和水蒸気量(g/m3) × 100

Q. 空気の重さによって地表が受ける圧力を【 ? 】という。

A. 大気圧たいきあつ (気圧)

単に気圧ともいう。単位はhPa(ヘクトパスカル)。1気圧は1013.25hPa。

Q. 風の吹いて方向を【 ? 】という。

A. 風向ふうこう

「かざむき」ともいう。

Q. 風の吹く速さを【 ? 】という。

A. 風力ふうりょく

風力は13段階の風力階級表であらわす。

Q. 乾球・湿球を使い気温・湿度を同時に測定する装置を【 ? 】という。

A. 乾湿計かんしつけい (乾湿温度計)

気温の測定には乾球を使う。乾球は気温を示す。一方、湿度の測定には乾球・湿球の両方を使う。乾球と湿球の温度差を利用して湿度を測定する。

Q. 天気・気圧・気温などの値を【 ? 】記号や等圧線などを使って地図上にあらわした図を【 ? 】という。

A. 天気図てんきず

Q. 天気記号と風力記号を組み合わせ、天気・風向・風力・気温・気圧をあらわしたものを【 ? 】という。

A. 天気図記号てんきずきごう

霧や雲の発生

Q. 1m3の空気にふくむことのできる最大の水蒸気量を【 ? 】という。

A. 飽和水蒸気量ほうわすいじょうきりょう

単位はg/m3。飽和水蒸気量は空気の温度が高くなるほど大きくなる。

Q. 空気中の水蒸気が凝結して水滴になりはじめるときの温度を【 ? 】という。

A. 露点ろてん (露点温度)

Q. 直径0.01mm程の微小な水滴・氷の粒(【 ? 】粒うんりゅう)が大気中に浮かんでいるものを【 ? 】という。

A. くも

Q. 雲の中で水滴が集まり地上に落下してきたもの、またはその現象を【 ? 】という。

A. あめ

Q. 地表・海面の付近で空気中の水蒸気が凝結し、微小な水滴が浮かぶ状態を【 ? 】という。

A. きり

Q. 空気中にふくまれている水蒸気が物体にふれることで、その物体を凝結核として水蒸気は水滴となる。この水滴を【 ? 】という。

A. つゆ

水蒸気は凝結核というちりや物体などの固体微粒子がないと、凝結しにくい。

Q. 大気中の雲粒のうち、氷の結晶が空から落下してくる天気のこと、または氷の結晶を【 ? 】という。

A. ゆき

Q. 大気中の水蒸気が雨・雪などとして地上に落下することを【 ? 】という。

A. 降水こうすい

前線の通過と天気の変化

Q. 強い上昇気流によって山や塔のように垂直に発達した雲を【 ? 】といい、急な大雨・雷・ひょう・突風などをもたらす。

A. 積乱雲せきらんうん (雷雲;入道雲)

Q. 空全体を覆う灰色をした厚い雲を【 ? 】といい、穏やかな雨・雪を広範囲に連続的に降らせる。

A. 乱層雲らんそううん (雨雲)

Q. 広い範囲にわたり気温・水蒸気量がほとんど同じである空気の塊を【 ? 】という。

A. 気団きだん

Q. 周囲と比べて温暖な空気を【 ? 】という。

A. 暖気だんき

Q. 周囲と比べて寒冷な空気を【 ? 】という。

A. 寒気かんき

Q. 異なる気団の間にある境界面を【 ? 】面といい、【 ? 】面が地上と交わる線のことを【 ? 】という。

A. 前線ぜんせん

Q. 周囲と比べて気圧の高い部分を【 ? 】という。

A. 高気圧こうきあつ

高気圧の中心では下降気流が生じるため、雲ができにくい。そのため、晴れることが多い。

Q. 周囲と比べて気圧の低い部分を【 ? 】という。

A. 低気圧ていきあつ

低気圧の中心では上昇気流が生じるため、雲ができやすい。そのため、雨・曇りになることが多い。

Q. 天気図で気圧が等しい地点を結んだ曲線を【 ? 】という。

A. 等圧線とうあつせん

Q. 【 ? 】は、暖気団の勢力が強く、寒気団に乗り上げながら押して進むときにできる前線である。

A. 温暖前線おんだんぜんせん

Q. 【 ? 】は、寒気団の勢力が強く、暖気団の下にもぐりこみ押し上げながら進むときにできる前線である。

A. 寒冷前線かんれいぜんせん

Q. 上方に向かう空気の流れを【 ? 】という。

A. 上昇気流じょうしょうきりゅう

Q. 下方に向かう空気の流れを【 ? 】という。

A. 下降気流かこうきりゅう

Q. 温帯低気圧にともなう寒冷前線が同様にともなう温暖前線に追いつくと、【 ? 】ができる。

A. へい塞前線へいそくぜんせん (閉塞前線)

温帯低気圧は中・高緯度で発生する低気圧で、前線をともなう。

Q. 暖気団と寒気団の勢力がほとんど等しいとき、両気団の境目には【 ? 】ができる。

A. 停滞前線ていたいぜんせん

停滞前線はほとんど移動しない。

Q. 日本付近において、6、7月頃にオホーツク海気団と小笠原気団の間にできる停滞前線を【 ? 】という。

A. 梅雨前線ばいうぜんせん

夏が近づくにつれ小笠原気団の勢力が強くなり、梅雨前線は次第に北上し、消滅する。

Q. 夜間に陸地から海に向かって吹く風を【 ? 】という。

A. 陸風りくふう (りくかぜ)

陸風りくかぜともいう。夜間は、陸は冷えやすく下降気流が発生し、海は冷えにくく上昇気流が発生するため、地表では陸から海に向かって空気が流れ込む。

Q. 昼間に海から陸地に向かって吹く風を【 ? 】という。

A. 海風かいふう (うみかぜ)

海風うみかぜともいう。昼間は、海は温まりにくく下降気流が発生し、陸は温まりやすく上昇気流が発生するため、地表では海から陸に向かって空気が流れ込む。

日本の気象

Q. 【 ? 】は低温で乾燥した寒気団で冬にシベリアの大陸上で発達する。

A. シベリア気団しべりあきだん (シベリア高気圧)

Q. 【 ? 】は寒冷・多湿な寒気団で、春から夏にかけてオホーツク海上で発達する。

A. オホーツク海気団おほーつくかいきだん (オホーツク海高気圧)

Q. 【 ? 】は高温・多湿な暖気団で、夏に日本の南東海上で発達する。

A. 小笠原気団おがさわらきだん (小笠原高気圧;太平洋高気圧)

Q. 【 ? 】は乾燥した暖気団で、春と秋に揚子江流域に現れる。また、一部が切り離されて移動性高気圧となり、日本付近を通過する。

A. 揚子江気団ようすこうきだん (長江気団)

Q. 【 ? 】は日本付近における典型的な冬型の気圧配置で、西のユーラシア大陸にはシベリア高気圧が発達し、東の海上には低気圧が発達する。

A. 西高東低せいこうとうてい

強い北西の季節風が吹き、日本海側は雪、太平洋側は乾燥した晴天となる。

Q. 【 ? 】は日本付近における典型的な夏型の気圧配置で、南に小笠原高気圧が発達し、北に低気圧が発達する。

A. 南高北低なんこうほくてい

Q. 東アジアの広範囲の地域において、6、7月頃に雨や曇りの日が続く時期を【 ? 】という。

A. 梅雨つゆ

梅雨前線による。

Q. 熱帯低気圧のうち、北西太平洋または南シナ海に存在し、低気圧域内の最大風速が17.2m/s以上のものを【 ? 】という。

A. 台風たいふう

熱帯の海上で発生する低気圧を熱帯低気圧という。

Q. 移動していく高気圧のことを【 ? 】という。

A. 移動性高気圧いどうせいこうきあつ

揚子江気団から切り離された移動性高気圧と、温帯低気圧が交互に通過することで、天気が周期的に変化する。

Q. 【 ? 】は季節によって一定方向に吹く風のことで、モンスーンともいう。

A. 季節風きせつふう

日本付近では、冬にはシベリア気団から吹く北西の季節風、夏には小笠原気団から吹く南東の季節風がある。

Q. 緯度30~60度付近にかけての中緯度上空では、強い西寄りの風が1年中吹いている。この風を【 ? 】という。

A. 偏西風へんせいふう

地球と宇宙

日周運動と自転

Q. 地球を中心として、天空に惑星・恒星などが張り付いて運動するように見立てた球体を【 ? 】という。

A. 天球てんきゅう

地球上の観測者の真上にある天球上の点を天頂てんちょう、真下にある天球上の点を天底てんていという。

Q. 恒星・惑星・衛星など、宇宙に存在する物体の総称を【 ? 】という。

A. 天体てんたい

Q. 天体が天の子午線を通過することを【 ? 】という。

A. 南中なんちゅう

天の子午線とは、天球上の天の北極・天頂・天の南極を通る平面が天球と交わる線である。天の北極・南極は、地球上の北極・南極をそれぞれ天球に延長して交わる点をいう。

Q. 天体が南中したときの高度を【 ? 】という。

A. 南中高度なんちゅうこうど

Q. 地球の自転軸を【 ? 】という。

A. 地軸ちじく

地球の地軸は公転軸に対して23.4度傾いている。公転軸とは、地球の公転面に対して垂直な線のこと。

Q. 天体がそれ自身の軸のまわりを回転することを【 ? 】と言う。

A. 自転じてん

Q. 地球の自転によって、地球上からは天体は東からのぼって西へ沈むように見える。この見かけの運動を【 ? 】という。

A. 日周運動にっしゅううんどう

Q. 【 ? 】とは、地球から見た天球上における複数の恒星の配置を、その特徴によって区分したものである。

A. 星座せいざ

Q. 天の北極に最も近い明るい星を【 ? 】という。

A. 北極星ほっきょくせい

現在はこぐま座のαあるふぁ星であるポラリスが北極星。

年周運動と公転

Q. 天体が他の天体のまわりを一定の向きに周期的にまわることを【 ? 】という。

A. 公転こうてん

地球は太陽のまわりを公転している。月は地球のまわりを公転している。

Q. 天体が他の天体を1度公転するのにかかる時間を【 ? 】という。

A. 公転周期こうてんしゅうき

地球は太陽のまわりをおよそ365日に1度公転している。

Q. 太陽の年周運動による天球上での見かけ上の通り道を【 ? 】という。

A. 黄道こうどう

年周運動とは、天体が天球上を1年かけて1回転しているように見える見かけの運動のこと。

Q. 太陽が東に昇ることを【 ? 】といい、太陽の上端が東の地平線に接する瞬間が【 ? 】の時刻である。

A. 日の出ひので

Q. 太陽が西にしずむことを【 ? 】といい、太陽の上端が西の地平線に接する瞬間が【 ? 】の時刻である。

A. 日の入りひのいり

Q. 太陽が黄道上で最も北の点を通るときを【 ? 】といい、1年のうち太陽の南中高度が最も高く、昼の時間も最も長い。

A. 夏至げし

太陽が通る黄道上で最も北の点を夏至点という。

Q. 太陽が黄道上で最も南の点を通るときを【 ? 】といい、1年のうち太陽の南中高度が最も低く、昼の時間も最も短い。

A. 冬至とうじ

太陽が通る黄道上で最も南の点を冬至点という。

Q. 太陽が【 ? 】点を通る3月21日ごろを【 ? 】といい、太陽は真東から出て真西に入り、昼夜の長さはほぼ等しい。

A. 春分しゅんぶん

春分点は黄道と天の赤道の2つの交点のうち、黄道上の太陽が南から北へと通過する点である。

Q. 太陽が【 ? 】点を通る9月23日ごろを【 ? 】といい、太陽は真東から出て真西に入り、昼夜の長さはほぼ等しい。

A. 秋分しゅうぶん

秋分点は黄道と天の赤道の2つの交点のうち、黄道上の太陽が北から南へと通過する点である。

太陽

Q. 【 ? 】は地球から最も近い恒星で、【 ? 】系の中心にある。地球からの距離は約1.5億km。

A. 太陽たいよう

直径は約140万kmで、地球の109倍。

Q. 太陽の表面に出現する黒い斑点を【 ? 】という。

A. 黒点こくてん

黒点は周囲よりも温度が低いため黒く見える。

月の運動と見え方

Q. 【 ? 】は地球の唯一の衛星である。

A. つき

衛星とは惑星の周りをまわる天体のこと。直径は地球の約1/4。

Q. 新月から約3日目の月を【 ? 】という。

A. 三日月みかづき

Q. 新月から約14日が経ち、円形に輝く月を【 ? 】という。

A. 満月まんげつ

惑星と恒星

Q. 太陽や、太陽を中心としてまわりを公転する天体とその衛星など、太陽の引力の影響下にある集団を【 ? 】という。

A. 太陽系たいようけい

Q. 太陽のように、自ら熱・光を発する天体を【 ? 】という。

A. 恒星こうせい

Q. 恒星のまわり公転する比較的大きな天体を【 ? 】という。

A. 惑星わくせい

Q. 惑星のまわりを公転する天体を【 ? 】という。

A. 衛星えいせい

Q. 【 ? 】は太陽系の惑星の1つで、太陽に最も近いところを公転している。

A. 水星すいせい

Q. 【 ? 】は太陽系の惑星の1つで、水星と地球の間で太陽のまわりを公転している。

A. 金星きんせい

Q. 日の入り後に西の空に見える金星を【 ? 】という。

A. よいの明星よいのみょうじょう (宵の明星)

Q. 日の出前に東の空に見える金星を【 ? 】という。

A. 明けの明星あけのみょうじょう

Q. 【 ? 】は太陽系にある惑星の1つで、太陽から3番目に近い距離にある。人類などの生物が住んでいる。

A. 地球ちきゅう

Q. 【 ? 】は太陽系にある惑星の1つで、太陽から4番目に近い距離にある。表面は赤褐色をしている。衛星はフォボスとデイモスの2個。

A. 火星かせい

直径は地球の半分程度。非常に薄い大気がある。

Q. 【 ? 】は太陽系にある惑星の1つで、太陽から5番目に近い距離にある。大きさ・質量ともに太陽系最大。多数の衛星をもつ。

A. 木星もくせい

Q. 天文学において、【 ? 】とはあらゆる天体が存在する空間である。

A. 宇宙うちゅう

Q. 【 ? 】は黄道12星座の1つで、春に南の空の高いところに見られる。1等星のレグルスが白色に輝く。

A. しし座ししざ (獅子座)

Q. 【 ? 】は黄道12星座の1つで、夏に南の空の低いところに見られる。1等星のアンタレスが赤く見える。

A. さそり座さそりざ (蠍座)

Q. 【 ? 】は天の赤道上にある星座で、冬に南の空に見られる。赤色のベテルギウスと白色のリゲルが1等星。

A. オリオン座おりおんざ

ベテルギウスは冬の大三角をつくる星の1つ。