中学理科 物理重要用語

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身近な物理現象

光の反射・屈折

Q. 光が物体に当たりはね返ることを光の【 ? 】という。

A. 反射はんしゃ

Q. 物体の表面に当たる光が、表面に垂直な線(法線)となす角を【 ? 】という。

A. 入射角にゅうしゃかく

物体の表面に当たる光を入射光という。

Q. 物体の表面で反射した光が、表面に垂直な線(法線)となす角を【 ? 】という。

A. 反射角はんしゃかく

物体の表面で反射した光を反射光という。

Q. 【 ? 】と反射角は等しい。

A. 入射角にゅうしゃかく

Q. 光は透明な物質から別の透明な物質に進むとき、その境界面で折れ曲がる。これを光の【 ? 】という。

A. 屈折くっせつ

透明な物質には空気・水などがある。

Q. 光が屈折するとき、屈折した光が境界面に垂直な線(法線)となす角を【 ? 】という。

A. 屈折角くっせつかく

屈折した光を屈折光という。

Q. 水・ガラスの中から空気に光が進むとき、入射角がある角度を超えると、境界面で全ての光が反射する。この現象を【 ? 】という。

A. 全反射ぜんはんしゃ

ある角度をこえて全反射がおこるとき、そのある角度を臨界角という。

Q. 物体が鏡・スクリーンなどにうつったものを【 ? 】という。

A. ぞう

凸レンズのはたらき

Q. 中央部がふくらんでいるレンズを【 ? 】という。

A. 凸レンズとつれんず

凸レンズは光を1点に集めることができる。中央部がへこんでいるレンズは凹レンズという。

Q. 太陽・電灯など、自ら光を出すものを【 ? 】という。

A. 光源こうげん

Q. 凸レンズの中心を通り、そのレンズに垂直な線を【 ? 】という。

A. 光軸こうじく

Q. 凸レンズの光軸に平行な光がその凸レンズに当たると、光は屈折して光軸上の1点に集まる。この点を【 ? 】という。

A. 焦点しょうてん

Q. レンズの中心から焦点までの距離を【 ? 】という。

A. 焦点距離しょうてんきょり

Q. 凸レンズの【 ? 】を通る光は直進する。

A. 中心ちゅうしん

Q. 光軸に平行な光は、凸レンズを通った後、【 ? 】を通る。

A. 焦点しょうてん

Q. 光は、先に凸レンズの焦点を通ってから凸レンズを通る場合、光軸に対して【 ? 】に進む。

A. 平行へいこう

Q. 物体を凸レンズの焦点の外側に置いたとき、物体から出た光が凸レンズを通って屈折し、集まり、像ができる。この像を【 ? 】という。

A. 実像じつぞう

実像は上下左右が逆になる。

Q. 物体が焦点距離の2倍より遠くにあるとき、実像は物体より【 ? 】くなる。

A. 小さ

Q. 物体が焦点距離の2倍の位置にあるとき、実像は物体と【 ? 】大きさになる。

A. 同じ

Q. 物体が焦点距離の2倍の位置と焦点の間にあるとき、実像は物体より【 ? 】くなる。

A. 大き

Q. 凸レンズの焦点の内側に物体を置いたとき、凸レンズを通して見える像を【 ? 】という。

A. 虚像きょぞう

虚像は、物体の向きは同じで、大きく見える。また、スクリーンにうつすことはできない。

音の性質

Q. 振動が周囲に伝わる現象を【 ? 】という。

A. なみ

波は、進行方向と振動方向が同じものを縦波といい、進行方向と振動方向が垂直のものを横波という。縦波は、物質のつまっている部分とそうでない部分ができることから、疎密波ともいう。

Q. 物体の振動の幅を【 ? 】という。

A. 振幅しんぷく

音は物体の振動が耳に伝わることで聞こえる。振幅が大きいと音も大きく、振幅が小さいと音も小さい。音の大きさを表す単位はデシベル(dB)。

Q. 物体が1秒間に振動する回数を【 ? 】という。

A. 振動数しんどうすう

振動数の単位はヘルツ(Hz)。振動数が多いと音は高くなり、振動数が少ないと音は低くなる。

Q. 音の伝わる速さは、15度の空気中では約【 ? 】m/sである。

A. 340 (340.5)

光の速さは約30万km/s。

Q. 音の実験などに用いる、1本の弦を張った楽器を【 ? 】という。

A. モノコード

力のはたらき

Q. 【 ? 】は物体を変形したり、支えたり、運動の状態を変えたりする。

A. ちから

力は大きさと向きをもつ。力の大きさの単位はニュートン(N)やキログラム重(kg重)がある。

Q. 【 ? 】は、ばねの伸びがばねを引く力の大きさに比例することを利用した、力の大きさをはかる器具である。

A. ばねばかり

ばねの伸びとばねを引く力の大きさは比例する。この法則をフックの法則という。

Q. 物体に力を加えているときに生じる変形は、その力を除くと元に戻ろうとする。この性質を【 ? 】という。

A. 弾性だんせい

弾性により生じる力を弾性力という。

Q. 物体が他の物体の面を押すとき、その面に対して垂直方向に同じ大きさの力を受ける。この力を【 ? 】という。

A. 垂直抗力すいちょくこうりょく (抗力)

Q. 物体が他の物体と触れ合いながら運動するとき、その面に運動を妨げる力が生じる。この力を【 ? 】という。

A. 摩擦力まさつりょく

Q. 磁石などがそれぞれ引き合ったり、しりぞけ合ったりする力を【 ? 】という。

A. 磁力じりょく

Q. +(正)と-(負)の【 ? 】の間にはたらく力で、引き合ったり、しりぞけ合ったりする力を【 ? 】の力という。

A. 電気でんき

+と-は引き合う。+と+、-と-はしりぞけ合う。

Q. 【 ? 】は物体が地球から受ける、地球の中心に向かう力である。

A. 重力

Q. 地球上の物体が受ける重力の大きさを【 ? 】という。

A. 重さおもさ

重さの単位はニュートン(N)やキログラム重(kg重)。地球・月など、場所によって重さは変化する。

Q. 物体の持つ物質の量を【 ? 】という。

A. 質量しつりょう

質量の単位はキログラム(kg)やグラム(g)。場所が変わっても質量は変化しない。

Q. ばねの伸びとばねを引く力の大きさは比例する。この法則を【 ? 】という。

A. フックの法則ふっくのほうそく

圧力

Q. 物体の面に向かい垂直に押す力を【 ? 】という。

A. 圧力あつりょく

Q. 水の重さによって生じる圧力を【 ? 】という。

A. 水圧すいあつ

Q. 液体・気体の中にある物体にはたらく上向きの力を【 ? 】という。

A. 浮力ふりょく

電流とその利用

回路と電流・電圧

Q. 電流の流れる道筋を【 ? 】という。

A. 回路かいろ

Q. 電流の流れる道筋が1本になるようにするつなぎ方を、【 ? 】という。

A. 直列つなぎちょくれつつなぎ

Q. 電流の流れる道筋が枝分かれするつなぎ方を、【 ? 】という。

A. 並列つなぎへいれつつなぎ

Q. 豆電球・電池などを1本の道筋でつないだ回路を【 ? 】という。

A. 直列回路ちょくれつかいろ

Q. 豆電球・電池などが枝分かれしてつながれている回路を【 ? 】という。

A. 並列回路へいれつかいろ

Q. 電気が回路を流れることを【 ? 】という。

A. 電流でんりゅう

電流の単位はアンペア(A)。1Aは1000mA(ミリアンペア)。

Q. 回路に電気を流そうとするはたらきを【 ? 】という。

A. 電圧でんあつ

電圧の単位はボルト(V)。

Q. 電力を供給するみなもとを【 ? 】という。

A. 電源でんげん

電池や電源装置など。

Q. 電流を流すための線を【 ? 】という。

A. 導線どうせん

Q. 電源として用いる装置を【 ? 】という。

A. 電源装置でんげんそうち

電源装置は電圧を変えることができる。また、途中で電圧が下がることもなく、一定に保つことができる。

Q. 回路をつないだり切ったりする装置を【 ? 】という。

A. スイッチ

Q. 【 ? 】は+極から-極に電流が流れると発光する半導体素子である。

A. 発光ダイオードはっこうだいおーど (LED)

発光ダイオードはLEDともいう。消費電力が少なく、発熱が少ない。電球よりも寿命が長い。

Q. 電流の大きさをはかる計器を【 ? 】という。

A. 電流計でんりゅうけい

Q. 電圧の大きさをはかる計器を【 ? 】という。

A. 電圧計でんあつけい

Q. 回路図に使う、器具・部品をあらわす記号を【 ? 】という。

A. 電気用図記号でんきようずきごう

Q. 電気用図記号を使い、回路を図にあらわしたものを【 ? 】という。

A. 回路図かいろず

Q. 以下の図が示す電気用図記号は【 ? 】である。

A. 電池でんち

Q. 以下の図が示す電気用図記号は【 ? 】である。

A. 電球でんきゅう

Q. 以下の図が示す電気用図記号は【 ? 】である。

A. スイッチ

Q. 以下の図が示す電気用図記号は【 ? 】である。

A. 抵抗器ていこうき (固定抵抗器)

抵抗器のうち、本問のものは固定抵抗器。

Q. 以下の図が示す電気用図記号は【 ? 】である。

A. 電流計でんりゅうけい

Q. 以下の図が示す電気用図記号は【 ? 】である。

A. 電圧計でんあつけい

Q. 以下の図では、導線は接続されてい【 ? 】。

A.

Q. 以下の図では、導線は接続されてい【 ? 】。

A. ない

電流・電圧と抵抗

Q. 電流の流れにくさを【 ? 】という。

A. 電気抵抗でんきていこう (抵抗)

電気抵抗の単位はオーム(Ω)。

Q. 【 ? 】は電気抵抗が大きい金属の線で、電流を流すと発熱する。

A. 電熱線でんねつせん

Q. 電熱線の両端にかかる電圧は、その2点間を流れる電流に比例する。この法則を【 ? 】という。

A. オームの法則おーむのほうそく

電圧をV(V)、電流をI(A)、電気抵抗をR(Ω)とすると、V = I × R が成り立つ。

電気とそのエネルギー

Q. 単位時間(1秒)に電流がする仕事を【 ? 】という。

A. 電力でんりょく

仕事とは、物体の移動・発熱・発光などのこと。電力の単位はワット(W)。電力をP(W)、電圧をV(V)、電流をI(A)とすると、P = V × I であらわされる。

Q. 電流のする仕事の量を【 ? 】という。

A. 電力量でんりょくりょう

電力量の単位はジュール(J)。電力量をW(J)、電力をP(W)、時間をt(秒)とすると、W = P × t が成り立つ。電力会社などは電力量をkWh(キロワット時)で表すこともある。

Q. 【 ? 】とは、物体の持つ熱を量として表したものである。

A. 熱量ねつりょう

熱量の単位はジュール(J)やカロリー(cal)が用いられる。

Q. 【 ? 】によると、電流が導体を流れるとき、ジュール熱は電圧・電流・時間の積に比例する。

A. ジュールの法則じゅーるのほうそく

ジュール熱(熱量)をQ(J)、電圧をV(V)、電流をI(A)、時間をt(秒)とすると、Q = V × I × t が成り立つ。また、電力をP(W)とすると、P = V × I なので、Q = P × t ともいえる。

静電気と電流

Q. 物体にたまったまま動かない電気を【 ? 】という。

A. 静電気せいでんき

摩擦で生じる静電気は特に摩擦電気という。静電気には+と-の2種類があり、物質によってどちらの電気を帯びやすいかが異なる。

Q. 電気を帯びた物体が電気を失うことを【 ? 】という。

A. 放電ほうでん

雷は雲と雲・大地などの間でおこる放電である。

Q. 空気の圧力が約10Pa以下の放電管を【 ? 】という。

A. クルックス管くるっくすかん (真空放電管)

真空放電管ともいう。高い電圧をかけると真空放電を行う。

Q. クルックス管に高い電圧をかけると、【 ? 】という電子の流れが観察できる。

A. 電子線でんしせん (陰極線)

陰極線ともいう。

Q. #NAME?

A. 電子でんし

Q. 真空中・金属などを自由に動き回る電子を【 ? 】という。

A. 自由電子じゆうでんし

電流がつくる磁界

Q. 磁気がはたらく空間を【 ? 】という。

A. 磁界じかい (磁場)

磁場ともいう。磁気とは、磁石などにはたらく、引き合ったりしりぞけ合ったりする力の源のことである。

Q. 磁界の向きは、磁針の【 ? 】極がさす向きである。

A. Nえぬ

磁石のまわりでは、磁界はN極から出てS極に向かう。

Q. 磁界の方向と一致する線を【 ? 】という。

A. 磁力線じりょくせん

Q. 磁石の両端は鉄を引きつける性質が強い。この部分を【 ? 】という。

A. 磁極じきょく

Q. 直線状の導線に電流を流すと、導線のまわりに同心円状の【 ? 】ができる。

A. 磁界じかい

Q. 導線を縦にして電流が上から下に流れるとき、それを上から見ると磁界の向きは【 ? 】回りになる。これを【 ? 】ねじの法則という。

A. みぎ

Q. 導線を同じ向きにらせん状に巻いたものを【 ? 】という。

A. コイル

コイルでは、中心を貫く強い磁界ができる。その磁界の向きは、右手でコイルを握ったとき、人差し指から小指までの指先の向きを導線に流れる電流の向きに合わせた場合、親指を伸ばした向きになる。

Q. 軟鉄のしんを入れたコイルに電流を流すと、一時的に磁石となる。この磁石を【 ? 】という。

A. 電磁石でんじしゃく

Q. 磁界の向きを示す針状の磁石を【 ? 】という。

A. 磁針じしん (方位磁針)

方位磁針ともいう。

磁界中の電流が受ける力

Q. 磁界の中でコイルに電流を流し、電流が磁界から受ける力を利用してコイルを回転させる機械を【 ? 】という。

A. モーター (電動機)

電磁誘導と発電

Q. 磁界の変化する場所にコイルを置くと、コイルに電流が流れる。この現象を【 ? 】という。

A. 電磁誘導でんじゆうどう

Q. 電磁誘導によってコイルに流れる電流を【 ? 】という。

A. 誘導電流ゆうどうでんりゅう

Q. 【 ? 】は電流を検出し、測定する機器で、非常に弱い電流を検出することができる。

A. 検流計けんりゅうけい

検流計の+端子に電流が流れ込む場合、指針は右に振れる。逆に-端子に電流が流れ込む場合は、指針は左に振れる。

Q. 電磁誘導を利用して電流を生じさせる機械を【 ? 】という。

A. 発電機はつでんき

Q. 向きが常に一定である電流を【 ? 】という。

A. 直流ちょくりゅう (直流電流)

直流電流ともいう。

Q. 一定の周期で向きと大きさが変わる電流を【 ? 】という。

A. 交流こうりゅう (交流電流)

交流電流ともいう。

運動とエネルギー

力のつり合い

Q. 1つの物体に複数の力がはたらいているとき、それらの力は同じはたらきをする1つの力におきかえることができる。これを力の【 ? 】という。

A. 合成ごうせい

Q. 力の合成によって得られる力を【 ? 】という。

A. 合力ごうりょく

Q. 1つの力をそれと同じはたらきをする複数の力に分けることを、力の【 ? 】という。

A. 分解ぶんかい

Q. 1つの物体に複数の力がはたらいていても、その合力がゼロである状態を、力が【 ? 】いるという。

A. つり合ってつりあって

運動の速さと向き

Q. 単位時間あたりの移動距離を【 ? 】という。

A. 速さはやさ

速さの単位はメートル毎秒(m/s)やキロメートル毎時(km/h)など。移動の方向を考える場合は速度という。速度の大きさは速さに等しい。

Q. 一定の時間間隔でテープに点を打つ装置を【 ? 】という。

A. 記録タイマーきろくたいまー

記録タイマーは交流の周波数に合わせて打点する。東日本では1/50秒ごとに、西日本では1/60秒ごとに打点する。そのため、東日本では5打点間の距離を、西日本では6打点間の距離を測定することで、0.1秒間に進んだ距離を求めることができる。

Q. ある時間内に進んだ距離を用いて求めた速さを、【 ? 】の速さという。

A. 平均へいきん

ある瞬間における速さを瞬間の速さという。

Q. 物体Aが物体Bから力を受けるとき、物体Bも物体AからABを結ぶ直線上に、同じ大きさで逆向きの力を受ける。これを【 ? 】という。

A. 作用・反作用の法則さよう・はんさようのほうそく

力と運動

Q. 物体が時間の経過とともに位置を変えることを【 ? 】という。

A. 運動うんどう

Q. 一定の速さで一直線上を動く運動を【 ? 】という。

A. 等速直線運動とうそくちょくせんうんどう

Q. 外から力がはたらかなければ、物体はその運動の状態を保とうとする。この性質を【 ? 】という。

A. 慣性かんせい

Q. 外から力がはたらかなければ、物体は静止している場合は静止し続け、運動している場合は等速直線運動を続ける。この法則を【 ? 】という。

A. 慣性の法則かんせいのほうそく

Q. 斜面上の物体は、【 ? 】と垂直抗力の合力がゼロにならず、【 ? 】の斜面下向きの分力が合力となる。

A. 重力じゅうりょく

Q. 物体の初速度がゼロで、重力だけで真下に落下する運動を【 ? 】という。

A. 自由落下じゆうらっか (自由落下運動)

仕事とエネルギー

Q. 物体の移動・発熱・発光などを【 ? 】という。

A. 仕事しごと

Q. 単位時間あたりにする仕事の量を【 ? 】という。

A. 仕事率しごとりつ

仕事率の単位はワット(W)や1kg重m/sなどで表される。1(W) = 1(J) ÷ 1(s)。1(kg重m/s) = 1(kg重m) ÷ 1(s)。

Q. 支点を中心に棒を回転させ、小さな力を大きな力に変えることができる仕組みを【 ? 】という。

A. てこ

回転の中心を支点、てこに力を加える点を力点、物体に力をはたらかせる点を作用点という。

Q. 斜面を使い物体を持ち上げる場合と、直接物体を持ち上げる場合、必要な【 ? 】の量はどちらも変わらない。

A. 仕事しごと

斜面を使う場合は力を加え続ける距離が長くなるので、直接持ち上げる場合と仕事の量は同じになる。実際には摩擦の影響で斜面を使う場合の方が必要な仕事の量が増えてしまうが、ここではそれを無視して考えている。

Q. 道具を使って仕事をしても、道具を使わないときと必要な仕事の量は変わらない。この原理を【 ? 】という。

A. 仕事の原理しごとのげんり

仕事の原理について考える場合は、通常、斜面との摩擦や滑車の質量などは無視して考える。

Q. 仕事をすることができる能力を【 ? 】という。

A. エネルギー

エネルギーの単位はジュール(J)。

Q. 運動している物体がもつエネルギーを【 ? 】という。

A. 運動エネルギーうんどうえねるぎー

Q. 物体がもつエネルギーで、その位置によって決まるものを【 ? 】という。

A. 位置エネルギーいちえねるぎー

Q. 位置エネルギーと運動エネルギーの和を【 ? 】という。

A. 力学的エネルギーりきがくてきえねるぎー

Q. 摩擦力や空気抵抗などがない場合、力学的エネルギーは一定に保たれる。これを【 ? 】の法則という。

A. 力学的エネルギー保存りきがくてきえねるぎーほぞん

例えば、2mの位置にある物体と、そこから自由落下して1mの位置にある物体の力学的エネルギーは等しい。2mの位置にある場合は運動エネルギーはゼロである。一方、1mの位置に落下すると位置エネルギーは減少するが、運動エネルギーはその分増加する。

科学技術と人間

さまざまなエネルギーとその変換

Q. 熱のもつエネルギーを【 ? 】という。

A. 熱エネルギーねつえねるぎー

運動エネルギーの一部は、摩擦力により熱エネルギーにかわる。

Q. 光のもつエネルギーを【 ? 】という。

A. 光エネルギーひかりえねるぎー

太陽光発電や植物の光合成などで利用されている。

Q. 電気のもつエネルギーを【 ? 】という。

A. 電気エネルギーでんきえねるぎー

モーターは電気エネルギーを運動エネルギーにかえている。

Q. 物質がもともともつ、化学結合によるエネルギーを【 ? 】という。

A. 化学エネルギーかがくえねるぎー

電池は化学反応によって化学エネルギーを直流の電流にかえている。

Q. エネルギーは他の形態に移り変わるとき、その前後でエネルギーの総量は一定でかわらない。これを【 ? 】の法則という。

A. エネルギー保存えねるぎーほぞん

エネルギー資源

Q. 電気エネルギーを発生させることを【 ? 】という。

A. 発電はつでん

Q. 化石燃料を燃やすことで最終的に電気エネルギーを発生させる発電を【 ? 】という。

A. 火力発電かりょくはつでん

Q. 石油・石炭・天然ガスなどの燃料を【 ? 】という。

A. 化石燃料かせきねんりょう

Q. 水の流れを利用して行う発電を【 ? 】という。

A. 水力発電すいりょくはつでん

水は流れるとき、位置エネルギーが運動エネルギーにかわる。水力発電では、その水の運動エネルギーを利用して、電気エネルギーを得ている。

Q. 核燃料が核分裂するときに発生するエネルギーを利用して行う発電を、【 ? 】という。

A. 原子力発電げんしりょくはつでん

Q. 電気化学反応による燃料の化学エネルギーを利用する電池を【 ? 】という。

A. 燃料電池ねんりょうでんち

主に水素と酸素が使われる。

Q. 風のもつエネルギーを利用した発電を【 ? 】という。

A. 風力発電ふうりょくはつでん

Q. 太陽電池を使って太陽光を電力にかえる発電を【 ? 】という。

A. 太陽光発電たいようこうはつでん

Q. 放射性物質から放射される粒子・電磁波を【 ? 】という。

A. 放射線ほうしゃせん

α線・β線・γ線・X線などがある。